預り金、支払手数料の仕訳

概要

預り金及び支払手数料の仕訳は計上仕訳の有無と、「管理」タブ >「支払仕訳の設定」>「集計の設定」により、作成される仕訳が異なります。
以下にそれぞれのパターンを記載します。
預り金と支払手数料の設定についてはそれぞれ以下をご確認ください。

注意

集計設定を「支払先ごとにまとめる」にする場合の注意点
「管理」タブ > 「仕訳データ出力の設定」 > 「支払仕訳の設定」にて、「集計の設定」を「支払先ごとにまとめる」に設定している場合、伝票情報を保持しないため、摘要欄やフリー欄に伝票情報を出力することはできません。電子帳簿保存法の要件に影響する可能性があるため、設定の際はご注意ください。

預り金

【例】
100万円の支払いで以下の設定を行った場合の預り金(源泉税)の仕訳

税率 100万円以下:10.21%
税率 100万円超 :20.42%
端数処理     :切捨て

計上仕訳する
「支払仕訳の設定 > 集計の設定」が「支払先ごとにまとめる」設定の場合

  借方 貸方
計上仕訳 支払報酬 1,000,000 未払金 1,000,000
未払金 102,100 預り金 102,100
支払仕訳 未払金 897,900 当座預金 897,900

計上仕訳する
「支払仕訳の設定 > 集計の設定」が「計上仕訳の集計区分を利用する」設定の場合

  借方 貸方
計上仕訳 支払報酬 1,000,000 未払金 1,000,000
未払金 102,100 預り金 102,100
支払仕訳 未払金 1,000,000 当座預金 1,000,000
当座預金 102,100 未払金 102,100

計上仕訳しない

  借方 貸方
計上仕訳 なし
支払仕訳 支払報酬 1,000,000 当座預金 1,000,000
当座預金 102,100 預り金 102,100

注意

預り金仕訳における明細情報出力の制限
預り金仕訳は、1伝票内の合計金額に対して源泉税額を計算する仕様となっています。そのため、申請画面の「明細」に紐づく情報(取引先名など)を出力することはできません。

補足

預り金の仕訳日について
預り金(源泉税)の仕訳日の初期値は「申請日」となります。

※計上仕訳につきましては、通常は仕訳日に「明細日付」が自動的に入力されますが、預り金(源泉税)については1伝票内で複数源泉税が発生するケースを考慮し、明細日付ではなく「申請日」を初期値としています。

支払手数料

【例】
10,000円の支払いで525円の先方負担の支払手数料があった時

計上仕訳する
「支払仕訳の設定 > 集計の設定」が「支払先ごとにまとめる」設定の場合

  借方 貸方
計上仕訳 消耗品費 10,000 未払金 10,000
支払仕訳 未払金 9,475 当座預金 9,475
未払金 525 支払手数料 525

計上仕訳する
「支払仕訳の設定 > 集計の設定」が「計上仕訳の集計区分を利用する」設定の場合

  借方 貸方
計上仕訳 消耗品費 10,000 未払金 10,000
支払仕訳 未払金 10,000 当座預金 10,000
当座預金 525 支払手数料 525

計上仕訳しない

  借方 貸方
計上仕訳 なし
支払仕訳 消耗品費 10,000 当座預金 10,000
当座預金 525 支払手数料 525

補足

  • 1枚の領収書/請求書内で複数明細となった場合、明細ごとではなく1つの仕訳にまとまります。

  • 同一支払先から複数の領収書/請求書(伝票)がある場合も、「支払確定」のタイミングが同じであれば1行の仕訳にまとまります。

(記事ID:1218)

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